ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


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新劇場版・エヴァの労働観

 土曜、魂の抜けた状態で、マッサージ→成分献血(1年ぶりだった)→新・劇場版エヴァンゲリヲンというコースをたどりました。

 マッサージはチェーンのラフィネ。外れがないのでときどき行きます。60分コースだと毎回、ほぼ熟睡している自分(笑)。

 成分献血の後、映画1000円デーということもあり、新・劇場版エヴァの2回目。



 2回見た映画は『千と千尋の神隠し』以来。あと1~2回は見てもいいかも。まだ、見ていないという知人・友人の方はご連絡ください。日程合えばお供します(笑)。

 何でもかんでも、自分の専門に絡める必要もないのですが、労働観というか、パイロットのエヴァに対しての感情、その対比が面白いな、と。

 碇シンジ…なぜ自分が搭乗し戦うのか、悩みつつ搭乗。父に対するトラウマ・不信感を持つも「認められたい、だから搭乗する」という理念がある。3号機破壊とその後の反乱未遂で一度は搭乗を拒否。しかし、再度、搭乗し、使徒に取り込まれた綾波を取り戻す。
 式波アスカ…エヴァのパイロットであることに強い誇り持つ。最初はアニメ版・劇場版と同様、孤高。しかし、シンジやレイ、ミサトなどとの交流を通じて変化。「自分は孤高に生きているが、他人と触れ合うのも悪く無い」と考えるようになる。そう考えた直後に使徒に侵食される。
 綾波レイ…クローン?エヴァへの搭乗に対しても特に感情は、なし。途中から他者への感情を示すようになり、第十使徒との戦闘では「碇君がエヴァに乗らなくてもいいようにする」との心理で挑み、急にかけつけた2号機パイロットに対しては起爆直前に後方へ払い飛ばし「ありがとう」とまで言う。

 で、この新劇場版の新キャラ、 真希波・マリ・イラストリアス。これまでの3人とは明らかに違います。

真希波・マリ・イラストリアス…昭和のオヤジキャラ。エヴァに乗ることは楽しくてしょうがない。出撃時には「365歩のマーチ」を歌う。エヴァに乗ること自体には何の悩みもない。むしろ、悩むシンジの心理が理解できない。第十使徒との戦闘時には封印されていた二号機を勝手に起動させて搭乗。

 マリは、どういう目的で乗っているのかが全く不明です。そのあたりは3作目の「Q」につながっていくのでしょう。
 話をパイロットのエヴァ観に戻すと、あえて一言でまとめれば、

 シンジ…懊悩
 アスカ…孤高
 レイ…無感情

 これに対して、

 マリ…前向き

 アニメ版・劇場版とは世界観は同じでも、新劇場版は別の話になっています。だからなのかもしれませんが、このエヴァ観の対比が面白いなあ、と思いました。

 そう言えば、加持リョウジが海洋生態研究所にシンジ達を招待して、命の大切さを教えたり(これは新劇場版オリジナル)、シンジに畑仕事を手伝わせたりするシーンもありました。

 他にも伊吹マヤの通勤シーンや、加持とミサトが居酒屋で食事をしながら結局は仕事の話をしていて、そのことで愚痴るシーンなど、「日常の働くシーン」がやたらと多い気がしました。

 しかし、本当に第三作にどうつながるのだろう?公開が楽しみです。その前にもう2回くらいは見ておこう(笑)。
by reiji0 | 2009-08-02 23:51 | 日記