ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


by reiji0
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ヒッキー君をどうしよう1

※一部、取材結果等を反映していますが、基本はフィクションです
※当ブログ名物、尻切れトンボになる可能性大です


引田込夫(ひきた・こめお)君は28歳。北海道札幌市出身です。
現在は無職。というよりも俗に言う引きこもりです。

現在は精神科を受診、グループ治療を受けています。

引田君は日本の最難関大学・法学部を卒業しました。
しかし…。

高校以前に友人はいませんでした。
大学でも友人は作りませんでした。

ゼミにもサークルにも属しませんでした。
アルバイトも一切していません。
恋人?友人すら作れないのに、できるわけがありません。

大学卒業後は数年引きこもっていました。
その後、奇跡的に就職が決まり、4日間だけ働いていたことがあります。
しかし、今は無職です。引きこもりです。

精神科の元に通うときは外に出ます。
でも本当は外には出たくありません。

精神科では医者や心理カウンセラーにはぼそぼそと話します。
同じグループ治療を受けている他の患者とも少しは話します。

現在は彼の父方の親族の家に下宿しています。
この家にはカヨおばさん(70歳)、別の従兄弟で小説家の米田建学(よねだ・けんがく、33歳、独身)が一緒に住んでいます。あ、申し遅れました、私、米田と申します。出版関係者の方、金か仕事を下さい。

引田君の話に戻ると、同居しているのに私、米田とはまず話をしません。その話はおいおいと。
カヨおばさんとは少しは話をするようです。
そこそこ広い家なのでお手伝いさんや庭師さんが結構出入りしますが、彼らともまず話をしません。
相手が何かうるさく話しかけて、「えー、あー、うー」とちょっと答える程度です。
場合によっては怒り出します。

どう考えても異常です。
はっきり言いましょう、怖いです。

こんなヒッキー君をどうしよう。

これは、そんなヒッキー君こと引田込夫の物語です。
by reiji0 | 2010-03-28 20:02 | 日記