ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


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埼玉大講演終了、アウトサイダーで良かったと思った件

 埼玉大講演(佐藤孝治・ジョブウェブ社長との対談)は無事に終了しました。
 参加学生は約150人。告知期間が短かった割によく来てくれました。

 第一部の佐藤孝治社長との対談は案の定、かみ合わないというか、炎上したというか(笑)。
 私の方は、どう考えても意見があうはずがないと思っていたので想定内。

 特に論点1は就活の制度設計の話で、名ばかりインターンシップなど色々投げかけたのですが、あまりお答えしてもらえず。

 ということも承知の上で聞いていて、これも予想通り。
 佐藤社長にはやや厳しい言葉をぶつけてしまいました。ただ、学生相手の商売で、インターンシップをすれば成長できる云々とあおっていながら、いざ名ばかりインターンシップ、1デイインターンシップの問題点を指摘しても、十分なお答えがいただけなかったのは、はなはだ残念でした。

 車を売るメーカーは車が売れればいい、というわけではありません。自動車事故をいかに減らすか、社会的責任があります。

 それと同じく、就職情報会社も、単に広告枠が売れた、ああ良かったで終わりでいいのでしょうか?
 
 そして、そうした社会的責任と言われても分からない、知らないというなら、だったら、インターンシップも含めた就活全般を法律で規制するしかないですよね、というのが私の立場です。

 現状では、就職情報会社も就職コンサルタントも誰一人、現在の異常な状況に責任を取ろうとしない、そうした姿勢はおかしい、という話は聴衆・視聴学生の皆さんにはお伝えできたか、と。

 本当は、就職情報サイトの学歴フィルターネタ(ないわけがない)などもお聞きしたかったのですが、時間切れでかなわず。

 とりあえず、対談中に、名ばかりインターンシップについてはジョブウェブは極力掲載しない方向で行くとのお話をいただきました。

 私は来年以降、ジョブウェブのインターンシップサイトを利用して、名ばかりインターンシップに遭遇した学生さんがいればそれは即・記事にする旨もお伝えしました。その辺も全部、映像で記録が残っています。いやあ、来年以降が楽しみだ(笑)

 今回、講演の最後にもお伝えしましたが、しがらみが多すぎるインサイダーでなくて本当に良かったと思いました。

 私は確かに採用現場もいなかった、就活もしていない、一介のアウトサイダーです。就活についての情報量はインサイダーの方に比べれば劣るのも確かです。

 しかし、そのインサイダーである就職情報会社、就職コンサルタントの方は現状の就活を変えようとする努力をされたのでしょうか?あるいは、しがらみを抜きにして話そうとされたのでしょうか?

 私に言わせれば、そんなことはありません。
 ある方は、就活を通年採用にしろ、とお話されます。ある方は、大学が多すぎるから大学を減らせとお話されます。
 その通りかもしれませんが、それで現在の学生が救われるわけではありません。

 別の方は中小企業・無名企業に活路を見出せと言います。
 その通りですが、では具体的な企業名は、と言えば、しがらみがあってお話できません。

 別の方は外国人留学生は凄い、日本人学生も見習えと言います。
 外国人留学生のバイタリティは凄いですが、それはまた別の話です。

 その点、アウトサイダーである私は一切のしがらみがないので好きに言えます。さらに批判を適当に言うばかりでなく、就活の無責任状態を改善するために法制化を、との提言もしています。

 しがらみがあって自由に発言できないくらいなら、就活に詳しくないと言われても私はアウトサイダーの道を選びます。

 もちろん、詳しくないと言われないよう、さらなる取材を重ねることは必要ですが。

 埼玉大イベントが終わった今、アウトサイダーでよかったと再確認することができました。

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 講演終了後に撮影。講演を主催してくれた埼玉大生、参加学生の皆さん、視聴者の皆さん、そして佐藤社長に感謝!

 まあ、二度と対談その他には応じてくれないでしょうけど、できればまた対談してください。学歴フィルターネタとかお伺いしたいことは山ほどあるので。
by reiji0 | 2010-10-22 01:13 | 日記