ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


by reiji0
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

電子書籍、できるかな? その1

 今回の電子書籍、出すきっかけは、

・鈴木みそさんの『限界集落温泉』の電子書籍化と『ナナのリテラシー』
・2016年卒採用の3年生3月(2015年3月)への時期変更

 この2つが大きく影響しています。
 なんでその2つなの、とか、電子書籍がどうこう、という前の話として、自分やライターを取り巻く環境について、少々語らせてください。

 私は今年で13年目の中堅どころのライターです。

 大学、就職などがテーマ。ちなみに、あと2つは社会人転職・キャリアと教育、このラインから外れた原稿は基本書きません(まあ、依頼も来ないですけど)。
 ライターと言っても、何でも書きます、という人もいますし、雑誌メインという方もいますが、私の場合は、

「書籍メイン・専門性高め」

 という分類になるか、と思います。
 ついでに言えば、『就活のバカヤロー』14万部、『最高学府はバカだらけ』5.5万部、『アホ大学のバカ学生』4.5万部、『就活のコノヤロー』2万部など、出版不況(特にノンフィクション)の中ではまずまずの営業成績を残している方。

 ちなみに、営業成績はこちら。
※進路ガイド『時間と学費をムダにしない大学選び』シリーズは除外

●2007年
『最高学府はバカだらけ』5.5万部
●2008年
『就活のバカヤロー』(共著)14万部
『転職は1億円損をする』1.4万部
●2009年
『強い就活』(共著)2.3万部
『ヤバい就活』(共著)1.0万部
●2010年
『就活のバカタレ!』(共著、漫画原作)1.0万部
『就活のしきたり』1.0万部
●2011年
なし
●2012年
『アホ大学のバカ学生』(共著)4.5万部
『大学の思い出は就活です(苦笑)』1.2万部
『なぜ学生の9割は就活で苦しむのか』0.8万部
●2013年
『バカ学生に誰がした』(共著)1.3万部
『教員採用のカラクリ』(共著)1.3万部
『就活のコノヤロー』2.0万部
●2014年
『沸騰!図書館』(編集構成)2.9万部
『反省しない。』(編集構成)1.0万部

 この営業成績、というのは大きくて、出した本が売れていないと出版依頼がどんどん来なくなってしまいます。
 出版社もビジネスですから、売れなさそうな本は出すのを控えますし、本を出しても出しても営業成績の悪い著者については、企画会議で名前が挙がっても、

「あいつの本は売れていないからやめよう」

 となってしまいます(出たことはないですが想像できるあたりが怖い)。

 一方、営業成績がまずまず(たとえば私)、あるいは、絶好調の著者だと、企画会議で名前が挙がって、出そうか、となりやすいです。

 たとえば、面識はありませんが、今のノンフィクションだと池上彰さん、佐藤優さん、手嶋龍一さんなどは、無理とわかっていても、どの社も声は掛けているはず。

で、私の場合は、『就活のバカヤロー』刊行翌年から10社前後、ここ数年でも毎年5社くらいは依頼をいただいています。

しかも、その依頼を高確率で断っている自分(わー、バカ)。

 なんで断るか、という理由は次回。
by reiji0 | 2015-01-25 15:02 | 『300円就活』