ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


by reiji0

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 AERA情報から。

●女子大生のためのホンネマスコミ就活フェア
10月28日(日) 16時~18時30分
朝日新聞社浜離宮ホール

マスコミで働くOLのパネルディスカッション
差が付く最強エントリーシート術+面接術
マスコミ就活の本音、OGが教えます!

対象 女子学生(大学生・大学院生・専門学校生・短大生)
参加費 無料
応募方法 HPから送信
締め切り 10月16日(火)

気になる方はお早めにどうぞ。
by reiji0 | 2007-10-07 22:16 | 日記
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※前回の続き。
 福祉コースを設けている、ということでまずは福祉実習室へ。パンフレットによるとここでは福祉機器を展示しているとのこと。
 行ってみると、教室が開放されていません。来るなと言っているも同然との印象を持ちましたが、恐れを知らない同行者は勝手に開けて、

 「見学いいですか?」

 とずかずか入っていきました。後に続く、他の同行者と私。マスコミ関係者のずうずうしさはこういうところにあらわれます。

入り口の横には展示案内役を受け持っているであろう、生徒が5人いました。
 しかし、彼らは明らかに動揺しています。

生徒A「誰話す?」
生徒B「あんた行きなよ」
生徒C「えー、嫌だぁ」

 嫌も何も見学者が目の前にいるんだ、嫌がるな女子高生。結局、一人の生徒が説明を始めました。

生徒D「この用具は~」

 説明を聞きながらこの生徒の表情を観察していると、「なぜ見学に来ているのか」という当惑と「私が説明するなんて」という面倒な思いがミックスしているのが明らかです。
 ま、見学者一行は女性編集者一人を除けば、むさくるしい三十男が三人。そりゃ、当惑も忌避感も覚えるでしょうけど。
 そのうち、同行者の男性二人(以後、漫才コンビと略)は福祉機器を使って、漫才を始めました。場の空気を変えようと思ったのでしょうけど、明らかに逆効果です。説明役の女の子は一行から離れ、仲間のところで話し始めました。

生徒D「なに、この人たち」
生徒A「えー。記者なんじゃないの」
生徒B「なんでうちに来るんだろうね?」

 明らかに邪魔者扱いです。しかし、私含む同行者は全員がマスコミ。そんな程度でめげるわけがありません。
 漫才コンビを無視して質問してみることに。

私「福祉コースから福祉業界に進む人は多いですか?」
生徒D「老人ホームなど福祉施設に行く先輩はいます」

 多いかという質問に対して答えがどうもかみ合っていません。この生徒自身も、福祉コースに属している割には福祉業界への強い志望を持っているとは思えませんでした。

 私が以前に福祉の東大こと日本社会事業大に見学に行ったときのこと。同じような福祉機器展示コーナーがあり、そこで大学1年生と話す機会がありました。
 彼は福祉への熱い思いを語りました。見ず知らずの一見学者にまでそう話せる彼ならば、福祉業界で活躍し、よい方向に引っ張るのでは、と期待することができました。
 大学生と高校生の違いと言えばそれまでですが、同じ福祉機器の展示・説明でも明らかにその熱意が違います。

 福祉業界に強い志望を持っていない福祉コースの生徒。それでも、彼らは福祉業界に就職するか、あるいは推薦・AO入試で福祉関連の大学に入学します。
 熱意がないまま働き、あるいは大学で専門の勉強をする。どうなるか、結果は明らかでしょう。それはその生徒と、大学・就職先の双方にとって不幸なことではないでしょうか…。
by reiji0 | 2007-10-07 11:42 | 日記
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前回の続き。学校紹介のブースの前には高校のご多分に漏れず、合格大学の短冊が掲示されています。ところでこの高校、親切なのか正直なのかは分かりませんが一般入試と推薦・AO入試の別まで表示しています。
 そこでおせっかいな一行は一般入試合格者と推薦・AO入試合格者の内訳を数えました。時間がかかるだろうと思った作業はすぐに終わってしまいます。何しろ、

一般入試合格者が一桁

なのですから。一桁どころか数人しかいません。あとは全員が推薦・AO入試で合格しています。
層として厚いのは帝京・東京国際・尚美学園、あと十文字女子など。
 早慶はゼロ、マーチクラスは1人、日東駒専クラスでも結構上位に来ます。ちなみに一般入試合格者の最難関校は国士舘クラス。推薦・AO入試も合わせると東北の某国立大(AO入試)でした。
 私は『最高学府はバカだらけ』でバカ学生の発生原因として大学・大学外の両方から探ってみました。大学からは推薦・AO入試激増説を挙げ、その論拠をまとめたのですが、実際に推薦・AO入試による大量入学の現場を見るのは初めてです。
 推薦・AO入試、特にAO入試は

「人間性を重視」
「学力だけに囚われない、やる気を評価したい」


という話をよく聞きます。つまり、AO入試を肯定する大学関係者の言、そして都立A高校の進学実績を考えるとこうなります。

都立A高校の生徒は「人間性とやる気」にあふれている、だから大学が評価して合格させたのだ、と。

 それでは彼らの人間性を見るために展示を見るとしましょう。
※というあたりで続く。
by reiji0 | 2007-10-05 21:39 | 日記
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 速報三連発はいかがなものか、という気もするのですがそれはそれとして。

 日刊ゲンダイ様に書評をいただきました!

 掲載は本日発売分の15面です。
※宮城・福島など一部地域では5日発売分

 新聞書評はこれが初めてです。日刊ゲンダイは大学生時代からずっと読んでおりまして、北海道(つい最近まで日刊サッポロという薄い提携紙のみ)、福島・宮城(なぜか一日遅れ)で買うたびにがっかりしていました。今日もつい先ほど、コンビニでいつも通り買ってめくっていたら書評があったのでびっくりしました。

 しかも、左下四段組の「この本がいい!!」というコーナーに大きく掲載していただいています。日刊ゲンダイ様、ありがとうございました。
 
by reiji0 | 2007-10-04 15:30 | 日記
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『最高学府はバカだらけ』がついに

新書部門で1位

 になりました!
 ただし、皆さんにはもうオチはばれているでしょうけど、かなり地域限定。

 大阪大学生協・豊中店の9月売上

 新書・文庫部門で4位となりました。上位3位は塩野七生さんの文庫ですので新書では実質1位、という次第。
 大阪大の皆さん、ありがとうございました。
by reiji0 | 2007-10-04 10:02 | 日記
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 本日の日経新聞3面で大きい広告を打ってもらった石渡です。

 さて大学生向けにご案内。立命館大衣笠キャンパスで

就職講演

をすることになりました。
 講演といっても、30人前後のこじんまりとしたものです。高校の後輩が立命館に行っていまして、その縁で前々から依頼を受けていたのですが、ようやく実現することに。
 
●企画名
バカ学生の就活「必敗」法~そりゃ、失敗するでしょう~
●日時
11月2日(金曜)17時20分~18時50分
●場所
立命館大学衣笠キャンパス
※教室等は未定
●参加費
無料
※資料代等をいただくこともあります
●内容
バカ学生が就職に失敗する理由。実は常識ある学生の目から見れば失敗するのは明らか。そこで、寸劇を交えつつ失敗例を解説する

 基本的には後輩君の身内中心のイベントです。ただし、当ブログ・拙著をお読みいただいた学生の方も先着10名をご招待します。

【応募条件】
●これから就活を迎える大学三年生・修士一年
※同じ立命館大でも他大でも構いません。
●11月2日に来られる方(ドタキャン・ドタ友サンは、なしの方向で)
※「ドタ友サン」は、あれですよ。「今日、友だちも連れてきちゃいましたけど、いいですよね?」というあれですよ。人数の把握が幹事は大変なのだから察するように
●『最高学府はバカだらけ』を読んでくれた方
 上記三点に該当する方は、石渡の個人メールに
「名前(ふりがな)」「所属する大学・学部」「携帯電話番号」「就活前の不安なこと、石渡に聞いててみたいこと」の四点を10月20日までに送信してください。なお、送信するときは件名を「就職講演の参加申込」としてください。

 たくさん応募があっても大変ですが、ゼロだと結構へこむので、ご応募をお待ちしております。
ちなみに、2日から4日にかけては、はせっかくなので関西方面の大学を回る予定。
 もし、この日程で就職、もしくは大学教職員、受験生向けの講演等のお話をいただけるようでしたらご連絡ください。 
by reiji0 | 2007-10-03 23:44 | 日記
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 私が著者名で無条件で買う著者は何人かいるのですが、元・博報堂の山本直人さんはそのお一人です。
 本日はその山本さんの新刊『大学生のためのキャリア講義』(インデックス・コミュニケーションズ)をご紹介します。

 結論から先に書きますと、就活目前の大学生(と大学院生)はすぐに読むべき一冊です。同書は、いわゆる就活テクニック本ではありません。青山学院大の講義「キャリア・ディベロップメント」を再現したものです。
 え?そんな講義なんてどうでもいい?
 いえいえ、とんでもない。同書は「働くとは何か」「自分とは何か」の二点を軸にまとめられています。あまりにも基礎というか導入部分ではありますが、今の就活を見るとこの基礎が結構いい加減なままにしている学生が多いような気がします。そして途中でつまづく原因にもなりかねません。 同書を読めば、就活を迎えるための土台が固まるに違いありません。
「好きなことを仕事にできないのは不幸」「『なりたい自分』は大切」「ナンバーワンよりオンリーワン」…。学生の思い込みは多々ありますが、そうした思い込みのどこが間違っているかを同書は分かりやすく解説しています。

 価格は1500円と高いかもしれませんが、就活前の土台固め、就活でこけないための保険料と考えれば決して高くはありません。

※前にも書きましたが、『売れないのは誰のせい?』(新潮新書)も良著ですので、就活生、特に「モノ・サービスを売る」仕事の志望者(広告・コンサルタント・マスコミも含む)は読んで損はありません。というか読むように。
by reiji0 | 2007-10-03 00:19 | 日記
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 前回の続き。
 都立A高校で痛々しい張り紙を随所で見かけた一行。さらに屋上へと続く階段は立ち入り禁止扱いになっています。それはいいのですが、一段目で

 これより先に入った者は指導する

 とあり、五段目には

 これより先に入った者は特別指導をする

 指導と特別指導の違いが献血センターの「至急」「緊急」と同じくらい意味不明です。

 校内をうろつき、「前年度の求人先一覧」を見つけた一行は、その企業名に一喜一憂します。

 コム●ン、グッ●ウィル

 といういかにもな企業があったり、変わったところでは

 巫女、プロゴルファー見習い

 鉄チャンの同行者は

 埼玉高速鉄道、東武鉄道

を見つけ「入りてー」と叫びます。

 福祉のコースがあることも影響しているのか、福祉業界が多いように思いました。あとは、居酒屋などのサービス業、SEあたり。
 いずれも、激務であり、人の入れ替わりの激しい業界です。都立A高校の生徒が就職したとして果たして何年続けられるのか、それを考えると複雑な思いにかられました。

※というあたりで続く
by reiji0 | 2007-10-02 23:42 | 日記
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 ジュンク堂新宿店では新書7位、紀伊國屋週刊ランキングは27位とまずまずだった石渡です。
 本日は就活生向け情報を2つほど。

●今週のAERA、週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済

 ぼちぼち就活シーズンと言うこともあってか、就職特集が出てきました。

AERA「新・採用戦線バブルのウソ 人気企業112社アンケート調査」(全5ページ)
週刊ダイヤモンド「最新給料全比較」(約50ページ)
週刊東洋経済「日本人の未来給料」(約70ページ)

 経済誌二誌は厳密には就職特集ではありませんが、就活を迎える学生さん(とその周辺にいる大学教職員と保護者)は必読です。

AERA…学生優位の売り手市場と言われる中、実はウソだったというオチはこれからの就活を迎える上で知っておいて損はなし。

週刊ダイヤモンド…職種別の紹介が中心。「記者・ライター」「システムエンジニア」「キャビンアテンダント」「ウエディングプランナー」など学生が気になる職業の実態もまとめているところが面白い。

週刊東洋経済…こちらは業界別の紹介が中心。企業別の生涯年収も算出するので企業選びの際には参考になる。

女子学生限定のアナウンサーセミナー

 AERAの巻末にあったのでご紹介を。10月14日17時~19時30分に銀座にて開催。無料で、現役アナウンサーや内定した4年生の話が聞けます。
 来週月曜に締め切りなので、多少でもアナウンサーが気になる方はホームページから申し込みましょう。

 
by reiji0 | 2007-10-01 16:59 | 日記