ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


by reiji0

<   2010年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

あしめし3

あしめし すりー アシを辞めてもメシが食えんのか (ビッグコミックススペシャル)

葛西りいち / 小学館



 以前にキャリアジンで取材したのと、この中に出てくるということで編集部・加茂さんから献本いただきました。ちょうど買おうと思っていたので933円得した(笑)。

 私は46~48ページに登場。

 ちょうど電動自転車を買ったばかりで、葛西さんの埼玉県のお住まいまで往復5時間かけて行きました。
 まだ買いたてなのでヘルメットもかぶっていました。今は全然ですが。

 欄外でURLもご紹介いただき感謝~。

 実は今回の『就活のバカタレ!』でも葛西さんのイラストを欄外のアイコンとして使わせてもらいました。だって、最初のはどうもねえ…。最初から葛西さんにお願いして、数パターン描いてもらえばよかった。

 葛西さんのマンガは読みやすいし、ちょっとネガティブな話でも笑えるように考えられていて、結構好きです。

 それから、同棲相手(たしか『あしめし つう』で結婚)のことを本当に愛しているのだなあ、というのがよく出てきます。
 独身男性・35歳としては腹立たしい(笑)。いえ、冗談です。
 こういう恋人・夫婦の関係はいいなあ、と。
 細かい事情を飛ばして言いますと、この『あしめし』シリーズを読んで、結婚もいいな、と多少思えるようになりました。

 いい話をしたところで、最後に葛西さんと小学館にイヤミを一つ。

 46ページ→「ライター石渡さんに会う」
 127ページ→あとがき「石渡嶺司さん(作家)」

 肩書き、何か統一されていませんね~。というか、いつから作家なんだ、俺(笑)

 このネタ、『就活のバカタレ!』でも欄外で使わせてもらいました。

 敗れたり、葛西りいちと小学館!

 …。もちろん、冗談なので、今後もお付き合いのほどを。
 
by reiji0 | 2010-05-30 10:02 | 日記
 長岡大の続き。

 
b0013915_0323894.jpg


 学内で撮り忘れたので、見送りに来てくれた長岡駅での一枚。石渡の右側が岩崎恵理さん。4年生でまだ内定がありません。

 この岩崎さん、学長イラストを描いた方です。で、別にイラストの話だけではありません。話を聞くと、どの会社でも営業・販売職で入れば、エースクラスになる逸材です。仮に私が採用担当者なら即採用です。

 では彼女は何がまずいのか。それは本人も自覚していることですが、アピールが下手なこと。

 話が長くなりがちだし、抽象表現を多用してしまう。それでは、内定が取れなくて当たり前。

 いや、話を聞くと、結構いいエピソードが一杯あります。

 例えば、パン屋でアルバイトしているとき、高齢者の客から「おいしいけど食べにくい」という苦情があれば、一口サイズに切ってあげるとか、試食も焼きたてのときに出して、単に置くだけでなくお客に勧めるとか。

 結果、どのアルバイトでも、楽しみながら、トップクラスの販売・営業成績を残したそうです。

 だったらそういう話をポイントだけまとめて話せばいいのですが、それがなかなかできない。

 聴いているうちにいらっとして、

 せっかく、高級・魚沼産コシヒカリとして高く売れるのに、ブレンド米として安売りしているようなものだ

 と言ってしまいました。

 もし、販売・営業職の採用活動を続けている企業の方がいましたら、この長岡大に直接ご連絡ください。どの会社でもエースクラスになり得る逸材です。

 こういう人材のいる長岡大、もっと伸びて欲しいと思う次第です。
by reiji0 | 2010-05-30 00:44 | 日記
 先週の新潟~山形講演の途中、長岡大を見学してきました。

 はっきり言いますと長岡大は定員割れに苦しんでいます。が、最悪だった時期は脱しつつあります。

 話を聞きますと、学生と教員の距離が近い、教員も熱心など結構いい点が多いのです。

 では、何が足りないのか。まずはこちらを。

 
b0013915_095132.jpg

 
大学パンフレットの冒頭です。いわゆる,学長挨拶です。はっきり言って堅い。まあこれが国立大ならまあこういう体裁でもわからなくはないですが、地方私立大だと正直、他なんかあるだろう、と。

 で、別のパンフレットの真ん中がこれ。

 
b0013915_0115489.jpg


 ちょっと分かりにくいかもしれませんが、長岡のお祭りに学長が浴衣で練り歩いています。
 地元・長岡市民がどちらに好感を持つか、断然、後者でしょう。

 にも関わらず、堅い学長挨拶を持ってきてしまうのは、手厳しく言えばちょっと違うだろう、と。
 しかも、長岡大は学生に学長の似顔絵イラストを書かせました。

 
b0013915_0152625.jpg


 これも、大学パンフレットの大きい方ではなく、小さい方の、それも一番後ろです。
 こういう逸材がいるのに、なぜ、大きいパンフレットの冒頭でばーんと使わないのでしょうか、実にもったいない。

 まあ、読みやすくて面白い大学パンフレットなんて、ほとんどの大学でお目にかかったことがありません。ですから、長岡大が冒険せず、今までの堅い路線を選ぶ心境は分かります。

 が、当面の課題である、定員割れから脱却するには他大学と同じことをやっていてはどうしようもありません。

 まして、いいキャラクターの学長がいて、その似顔絵イラストを書ける学生もいるのですからそれを効果的に使わずにどうするのか、と。

 とまあ、小うるさいことを言いましたが、この長岡大、ちょっとした工夫次第では私は再生可能と信じています。

 これまで、定員割れ大学イコール全部ダメ、と思い込んでいたので、こういう大学もあるのだ、と認識を新たにしました。

 こう言っては何ですが、定員割れ大学は、教職員とも暗く、何をやってもダメ、という雰囲気が強すぎます。学生もどこか投げやりというか…。実際にそういう大学をいくつも見学しました。

 ただ、この長岡大、会った学生がたまたまだったかもしれませんがまあ明るい。熱心だし、教職員もそれに応えるべく頑張っている。何よりも学生と教職員の距離が近いのが実にいい、と思いました。

 こういう大学は今後に期待したいと思います。長岡大ネタ、もう1本続きます。
 
by reiji0 | 2010-05-30 00:28 | 日記

山形大工学部講演の動画

 山形大工学部での講演は先週日曜、無事終了。約130人にご来場いただきました。ありがとうございました。

 火曜にはすでにその様子が動画で配信。山形大、仕事早すぎ。

 

 結構、反省点なども見えてきます。山形大の皆さん、ありがとうございました。
by reiji0 | 2010-05-29 23:59 | 日記

新潟~山形で講演

 来週は新潟~山形で講演です。

 5月21日(金曜) 敬和学園大(学内のみ)

 5月22日(土曜) サイエンスカフェ新潟(ジュンク堂新潟書店) 

 15時~16時30分/オープン参加可能・参加費400円(コーヒー代/高校生200円)

 5月23日(日曜) 山形大工学部「トークショー ここがヘンだよ 就職活動」
 15~17時 山形大工学部大示範教室(オープン参加可能・無料)

 山形大は学生持ち込み企画なので楽しみです。山形・福島・宮城の学生さん、ぜひ米沢まで!
by reiji0 | 2010-05-13 13:59 | 日記
 今朝は5時起きで大阪大学に行きました。お目当ては大学生活環境論。前々から聴講したいと考えていまして、それがかなった次第。
 この講義は1年生の必修講義でして、内容はカルト宗教・交通事故・麻薬についてです。
 『最高学府はバカだらけ』刊行の前年2006年より開始し、今年で5年目となります。

※以下メモ

●大阪大学の姿勢は「カルト問題を放置せず学生を守る」「カルトの被害防止は大学の社会的責任である」
●オウム真理教の村井秀夫は1983年理学部・物理院卒。他にも医学部卒業生などもいた。
●カルトは3つの破壊(本人の人格、本人と家族との関係、本人と社会との関係)、3つの詐欺(知的、道徳的、経済的)が特徴
●環境やボランティアサークルなどで偽装。そのため、GECSやフロンティアという大学公認サークルが勘違いされいい迷惑
●キャンパスの外に活動拠点、お金の出処が曖昧かつ豊富、沿革があいまい、サークルに名前付けない、メンバーの名簿が不明瞭、メンバーが社会常識に疎い、入会した新入生同士の横のつながりをブロックする、飲酒・喫煙・恋愛禁止、聞きなれない用語が飛び交う、正確な団体名や活動内容を知らせないなどの特徴があれば怪しく要注意
●カルトに一度入って脱会しても、指示依存症、判断できずパニック症候を起こしやすい、正当な自己主張できない、白黒付けたがる、家族に対するマイナスイメージの残存、都合悪くなるととりあえず回避するためのウソを付く、などの後遺症がある
●カルト宗教の学内勧誘は、コミュニケーションのルールを守らない、他者の信教の自由を侵害、学業に支障などの問題がある。つまり、カルトの勧誘はハラスメント
●おかしいと思ったら調べる、相談する、はっきり断わること。
●阪大坂では自転車の走行を禁止しているのによく乗っていて事故起こりやすい
●他者の安全を守るために何ができるか、という視点を持って欲しい。それが自分を守ることにもなる。
●2004年から5年間で68件の事故あり。
●せっかく大阪大に入ってくれたのだから元気な体で卒業して欲しい
●カンニングするとその学期に取得した単位全てが無効となる
●教壇から見ると怪しい動き、すぐわかる
●大阪大は学生1人あたり400~450万円くらいかけている。学費を差し引いた出所は税金。それは将来、世のため人のためになってほしいという期待から。
●薬物はヤクザや不良だけの話ではない。一般人にも入り込んでいる。
●2009年の京大・覚醒剤事件は実は自分(説明する学生)の友人の友人。無縁でなかった。

 こういう話、自分で気づけよ、と思われるかもしれません。確かにその通りなのですが、現実問題として、気付かない学生が多数いるわけです。そして放置しておくと、様々な落とし穴にはまってしまい、人生を台無しにしてしまうのです。

b0013915_18555659.jpg



 勧誘ビラの実物や交通事故現場の写真などを交えての講義、学生も結構真剣に聞いていました。

b0013915_18561715.jpg


 講義終了後、3月に会った学生の一人と博物館のカフェに行って食事。就職のことなど色々と話をしました。

 いつもの大阪大生協に行ってご挨拶。久々でしたが、通常は入荷しないディスカヴァーの拙著も入荷してくれていたとのこと。何でも、返本できないと根強く考えられていたらしいです。

 さらに阪急を乗り継いで、神戸大生協へ。神戸大、初めてだったのですが、結構、高台にあるのですね。

b0013915_18564114.jpg

 帰りにタクシーに乗ると、

「坂多いでしょ?だから、この辺、自転車事故はほとんどないんだよ」
 と運転手さんが教えてくれました。確かに急な差かばかりなので、自転車は少ないでしょう。
「でもね、学生さんはみんな原付に乗ってこれが危ないんだよ。3年に2件か3件くらいは死亡事故も起こしちゃうんだよねえ」
と嘆いていました。

 結局のところ、問題はどの大学も同じ。言わないことで放置するのか、それとも過保護との批判を浴びてもきちんと対応するのか。
 私はすでに答えは出ていると思います。
by reiji0 | 2010-05-08 18:56 | 日記

ツイッターの功罪・続

 昨日の続き。

 学生にとってのツイッターの問題点ははまることだけではありません。

 書かないでもいい、面接などの話を暴露しすぎて、落っこちる、という可能性もあります。まあ、これは2ちゃんねるやミクシィ、ブログなどでも同じですが。

 140字という短文ゆえに誤解を招く可能性もありますし、すぐレスポンスできる特性から、感情的になってしまう可能性もあります。

 企業側もこれは同じ。

 説明会の実況中継や質問受付なども認知度を上げる、という点では有効です。

 一方で、それで事足りる学生が本当に入社してから活躍できるのかどうか。地に足付ける必要があるよ、というメッセージも出すべきではないでしょうか。

 こういうデメリットの部分、どうもあまり伝えられていないような気がします。

 社会人であれば、その辺は自己責任ですから、ともかくとしても。

 学生に対しては、便利なツールだよ、企業情報も入手しやすいよ、とメリットを強調するばかりではどうもなあ、と。
 デメリットもきちんと伝えて、時間との兼ね合いを考えさせる、そんなことも必要かな、と思った次第。

 どういうわけか、学生向けの本で、このネットとの関係性についてきちんと書いている本はありません。あれやれ、これやれ、すごくなれ、と小難しい言葉で学生をあおるよりはよっぽど有効かと思うのですが。

 まあ、私としてはその辺、書けば独自性をアピールできて本が売れるきっかけになるので、いいのですけどね…。

 という野村克也的ぼやき(嫌味含み)はおくとして。

 学生の皆さんには、ツイッターはじめネットに対しては、メリット・デメリットをきちんと把握した上で付き合うことをお勧めします。

 
by reiji0 | 2010-05-06 00:29 | 日記
 このブログ発の企画、ポシャることも多いのですが(どれだ?と聞かないこと推奨)、実は先日の「サブタイトル募集」企画もそうなる可能性があるかな、と恐れていました。
 が、ツイッターでも告知したこともあってか、ぼちぼち投稿していただきました。

@NegativeMind さん
厳選採用(笑)
@komatamaco さん
社会なんてただのハナタレ!
@y_muramoto さん
~終わらない企業と学生の仮面舞踏会~
@awatarou088 さん
企業内定の秘訣
@yusuke3ta さん
ガラパゴス化する就活の実態マンガ
ケータイだけじゃなかった、ガラパゴス化する就職活動
@i_waon さん
学生はつらいよ

 ご投稿いただいた皆さん、ありがとうございました。今後も力作をお待ちしております。

 さてツイッターを本格的に運用するようになってから2ヶ月。今では毎日更新するのはもちろんのこと、はまっているときは結構ちょこちょこ更新するようになりました。まあ、おかげでこのブログはそれなり(笑)。

 ツイッター発の実現した企画はたくさんあります。

ジョブウェブ佐藤孝治さんとの就活論争
立命館大生協リンク店訪問
立命館大BKCでの座談会
採用関係者オフ会in梅田
ツイッター発著者POPキャンペーン
山形大講演(5月23日予定)
北海道大講演(6月18日予定)
?大講演(6月予定)

 他にも、こういう感じで刊行が進んでいますよ、ということを明らかにするのはそれなりの宣伝効果があることでしょう。
こちらとしては嬉しい限り。当初はセカンドライフ並みにベタコケすると考えていたので、その見通しが間違えていたことをここに認めます。

ただ、一方で怖いメディアだな、とも思うようになりました。

例1)著者
 原稿さぼって、「××なう」とつぶやいていると、間違いなく仕事していないのがばれる。

例2)著者→編集者
 進捗報告のついでに、何度も投稿。担当編集者としては著者に構わなければならず、仕事がさらに増える。仕事がオフの日も同様で気が休まらない。某編集者「正直迷惑なんだけど、編集者の立場から言うわけにもいかないし…」

例3)著者・編集者
 出すべきでない社外秘をわざわざ暴露し問題化

 別に著者や編集者だけではありません。学生も例外ではないでしょう。

例4)学生
就活がうまく行かずツイッターにはまる→OB訪問や新聞チェックなどやるべきことをやらず、さらに泥沼化

 それはちょっと違うだろう、と。

 といういいところで、明日に続く。
by reiji0 | 2010-05-05 00:09 | 日記
『就活のバカタレ!』の作業は順調に進み、いよいよ大詰め。
今、検討しているのはサブタイトルです。
タイトルがインパクトあるものなので、別に無理に付けなくてもいいのですが。
 私の過去の著作で言うと、
※以下、タイトル・サブタイトル・結果の順

【サブタイトルあり】
『学費と就職で選ぶ大学案内』(2003年)→パパ・ママ・ワタシも納得のお宝情報137校→初版6000部止まり
『15歳からの大学選び』(2004年)→「なりたい自分」になるための進路を決める!→累計2.8万部
『最高学府はバカだらけ』(2007年)→全入時代の大学「崖っぷち」事情→累計5.5万部
『就活のバカヤロー』(2008年)→企業・大学・学生が演じる茶番劇→累計11万部

【サブタイトルなし】
『転職は1億円損をする』(2008年)→累計1.65万部
『強い就活!』(2009年)→初版2.3万部
『ヤバイ就活!』(2009年)→初版1万部

少なくとも過去2年については、サブタイトルなしの劣勢が目立ちます。
 サブタイトルを付けない理屈もあって、

●タイトルの一本で勝負したい
●あれこれ考えてもあまり意味がない
●ストレートなタイトルのみの方が勝負できるのではないか?

 などなど。確かに、サブタイトルなしで当った本も数多くあります。サブタイトルよりも中身、それからタイトルが重要ですし。サブタイトルの良し悪しだけでは何とも言えない、という部分もあります。

 ただ、私の場合、処女作以外はサブタイトル付きの方が当っているという実績、それからインパクトの強いタイトルなので、それを補うサブタイトルがいいだろう、とつける方向で進めています。

 で付けるのはいいのですが、いざ考えるとなると難しいですね。今のところ、候補はこんな感じ。

言いたい気持ちは企業も学生も皆、同じ 
誰もが叫びたい就活の裏事情
企業・学生・親がツッコミたい就活事情マンガ
本当にあった就活コミックエッセイ

一番下のは、『日本人の知らない日本語』のパクリです(笑)

『日本人の知らない日本語』(2009年)…なるほど~!×爆笑!の日本語「再発見」コミックエッセイ
『日本人の知らない日本語2』(2010年)…爆笑!日本語「再発見」コミックエッセイ

 もし、これだ!というサブタイトルのアイデアをお持ちの方はご連絡ください。
 採用した場合は1冊謹呈の上、スタッフロールにもクレジットを入れるようにします。不採用の場合でも佳作については数人程度、クレジットを入れる方向で考えます。
 締め切りは今週金曜(5月7日)まで。ご応募お待ちしております。
by reiji0 | 2010-05-02 11:14 | 日記