ライター(大学ジャーナリスト)石渡嶺司のブログ


by reiji0
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先週までのネタバレ

「みんなの就活悲惨日記」、おかげさまで好評です。
 さて、この連載、ときどき、フィクション部分があります。その固有名詞などのネタ元、今後は翌週に出していきます。今回は第一回から第六回までまとめて公開します。

第一回
高瀬みの…香川県・予讃線の高瀬駅とみの駅の組み合わせ。高瀬みのの実家が香川県という設定もここから。時刻表、ばらっと開いて適当な人名作ろうと思ったらまずここなんですよね。

石渡研究所…石渡嶺司の個人会社。ときどき、この会社名でウソ資料請求をすることも。ちゃんと登記はしていますが、社員は石渡一人。入社希望なら止めはしませんが、月給1万円、交通費社会保障なしというブラック企業です(爆)。文中にある「システムインタグレータ」でも何でもありません。大体においてパソコンがちょい前までウインドウズ2000プロって…。

鳥居…飯田線鳥居駅から。これも人名駅の一つだったような、そうでなかったような。

椎応大学…『げんしけん』の舞台の大学名。そう言えば『げんしけん』、いつの間にか復活しましたね。

大原課長…往年のサラリーマンマンガの名作『なぜか笑介』の主人公、大原笑介より。なんで人事でなくて就職課か、と言うと、『就職ジャーナル』で特集があり。その読みきりマンガで、もしも五井物産に内定が決まっていなかったら城南大に就職が決まっていた、というストーリーがあったのでそこから。

柳澤教授…マンガ『天才柳沢教授の冒険』より。ここまで怒るタイプとは思えませんが。

第四回
天幕次郎…石北本線にあった旧・天幕駅から。測量調査の際、天幕三次郎という山男の案内からつけられた駅名。そこから天幕次郎としました。現在は廃止。

当間愛…石北本線の当麻駅と一つ隣の愛別駅から。なぜか当麻を当間と変換ミスしてアップ。当麻駅の隣は桜岡駅なので 当麻桜でも良かったなと今さらながら思います。でも、わざわざ訂正するほどじゃないし。

ジャスミン茶…これは今の自分のマイブームです。いや、おいしいし。パックのやつで手軽に飲めるし。

第五回
帝洋大…帝京大と東洋大の組み合わせ。実在の大学名を出してもいいんですけど、いらん摩擦を起こすよりは、ということで架空名称に。

鈴木商事…大正時代の総合商社・鈴木商店より。鈴木商店だとそのまますぎるし、総合商社と分かりにくいので商事に。鈴木商店は一時、三井物産をしのぐほどの勢いがありました。その後、倒産。一部が現在の日商岩井です。

豊沼奈江…函館本線の豊沼駅と奈井江駅の組み合わせ。奈井江だと分かりにくいので一字を外しました。このときまで時刻表がなく、旧国鉄北海道総局が発行した『北海道駅名の起源』(1973年刊行)が手元にあったので北海道の駅名由来が多くなりました。

第6回
改造新社…大正・昭和初期の総合出版社、改造社より。
週刊GENDAI…当初は「週刊JIDAI」。元ネタはもちろん、『働きマン』。なぜか編集チェックで変えられました。
永山武…北海道宗谷本線永山駅より。明治31年の入植当時、屯田兵司令官・永山武四郎から命名されたので借用。
登川楓…北海道石勝線の旧・登川駅、旧・楓駅から命名。駅名から女性名作るとなると高瀬みのと楓がわかりやすいところ。以後、どうするんだ、自分。
国立C大学…週刊東洋経済の就職特集号から。「偏差値が高い割に使いにくいので明治より扱いが下」とする企業コメントが掲載されていた。ほほう。
常呂富夫…北海道、旧・湧網線の常呂駅と北見富丘駅から命名。
週刊GENZAIの恒例企画…これ、モデルは複数。というか週刊誌でも漫画雑誌でも新入社員って、こういう突撃ネタやらされるのがお約束です。それを嫌がるのは論外。仮に週刊誌配属を希望していなかったとしても、です。
川湯緑…北海道、釧網本線の川湯温泉駅と緑駅から。
尾幌厚…北海道、根室本線の尾幌駅と厚岸駅から。駅名並べるだけのパターン、もうつらくなっているので隣の駅、2つ隣の駅の一字拝借で何とかしのぐことに。
「また」「あと」を繰り返す…新聞記事ならいいんですけどねえ、こういうの。雑誌記事だと相当いらっとします。書籍でも。あ、モデルはいなくはないですけど、ノーコメントで。
サイクル君…これもモデル、いなくはないけどノーコメント(笑)。PDCAサイクルでも手帳でもなんでも好きなようにしていいんですけど、そういうの強調しすぎる割にろくに仕事をしないと、なんなんだあいつは、という話に。
by reiji0 | 2010-12-30 23:43 | 日記
 えー、セガサミーネットワークスがやっている携帯の進学情報サイト「ウチコ」で連載を持っている石渡です。
 連載は連載で好評なのですが(色んな大学を勝手に紹介したりしなかったりしています、大学関係者は要チェック)。
 2011年1月から、現役学生の受験ノウハウを紹介するページを担当します。
 これ、私は編集者的な役回り。それで大学生の皆さんにネタ募集というわけです。

●対象
大学生(大学院生でも可)
大学名不問/一般入試・推薦AO入試の別問わず
●募集内容
大学受験・高校時代の勉強のノウハウなら何でも可
例)暗記方法、通学時間の使い方、気分転換方法、部活と勉強の折り合いの付け方、面接の練習方法、ノートの取り方、オープンキャンパスでの質問、反対する親の説得方法、定期テストの一夜漬け必勝法、模試の復習…などなど何でも可
●募集期間
 月末締め切り/結構長期間続きます。今月は月末で一回締めますが、来月以降も続きますのでいつでもお送りいただいて構いません
●応募方法
石渡のメール namio@eurus.dti.ne.jp に以下を明記すること。
メールのタイトルは「進学ネタ応募」または「×大学××と申します」など分かるように書いてください(特に石渡にはじめてメールを送る方)
本名、大学・学部・学年、一般入試・推薦入試の別、本名・匿名の別、ネタ(100~150字くらい)、図書カードの送付先住所・郵便番号
注1)個人情報は図書カード送付ならびに追加取材等の他に流用することはありません。
注2)応募のネタは何ネタでも可能です。図書カードがたくさん欲しい方はたくさん送ってください。
●謝礼
採用1ネタにつき、図書カード1000円分
注1)採用数が複数の場合、その分だけお送りします。もし10ネタ採用なら1万円分ということです。
注2)あくまでも採用分のみなのでご応募いただいても採用できなかった場合、図書カードはお送りできません。

 すでにツイッターで先行告知し、数人の方にお送りいただきました。
何でもいいのでお待ちしております~。

2011年3月20日注記/この進学情報の話、諸般の事情で2か月で終了してしまいました。新規に送っていただいても図書カードはお送りできません。
by reiji0 | 2010-12-23 10:04 | 日記
 名古屋市では名古屋市長自らが先頭に立ってリコール運動を進めました。
 一方、この石渡は最近、自分の講演などで
「あ、『強い就活』『ヤバイ就活』は買わなくていいですから」
と言うようにしています。
「著者自ら自著のリコールか?」
などとご質問いただいたのでここでまとめてお答えします。

理由1:新刊『就活のしきたり』を買って欲しい
 これが一番です(笑)

理由2:「相手のことも気遣うべき」というメッセージに反したくない
 上記の話を私は講演でよくします。これは就活でも社会人になってからも必要なことです。
 それから、有料の就職セミナー、特に高額なもの(例えば12回12.6万円とか1泊2日2万円とか)を
「学生の弱みに付け込んだ、ろくでもない商売」
 とさんざん馬鹿にしています。

 これはこれで偉そうなのですが、そこまで偉そうなことを言うお前は何なんだ、という話になるわけです。
 2008年から2010年にかけて私は就活をテーマにした本を5冊刊行しました。
『就活のバカヤロー』820円
『強い就活』1400円
『ヤバイ就活』950円
『就活のバカタレ!』1100円
『就活のしきたり』700円
※いずれも税別
定価を合計すると4970円です。
 学生の方にとって、5000円近い支出は相当躊躇されるはずです。

 就活をテーマにした本を出している時点で
「結局、学生の弱みに付け込んでいるだけでしょ?」
 と言われればその批判は甘受せざるを得ません。五十歩百歩かもしれません。
 ですが、もし私の就活関連本5冊全部を買え、と私自ら強弁するのはどうでしょうか?
 それって、私がさんざん馬鹿にしたはずの有料就職セミナーと五十歩百歩どころか五十一歩くらい、ほぼ同じことと思えてならないのです。
 もちろん、全部読んでくれれば嬉しいですし、『強い就活』『ヤバイ就活』を読んで楽しんでくれた読者の方もいます。
 そうした読者の思いは嬉しいのですが、もしこれから新たに読もうとする学生の方に全部買えと強要するのは、著者の傲慢というものに思えてならないのです。
 学生さんの懐事情を考えると、とても全部買ってくれ、とは言えません。

理由3:他に読んで欲しい本がある。
 最近だと、エントリーシート対策なら『すべらない就活』、時事問題や会計知識の勉強なら『時事対策 業界・企業研究』『今までで一番やさしい経済の教科書』『世界一やさしい会計の本です 新装版』などがそうです。
 
理由4:興業的に失敗している
 残念ながら、『強い就活』『ヤバイ就活』は興業的に失敗しています。特に『ヤバイ就活』は過去8年間、累計13冊の中で売上ワーストとなってしまいました。
 「読みにくかった」「価格が高い」「欄外なのかどうか読みづらい」など様々な理由がありますし、それについては泥沼になるのでここでは述べません。
 が、興業的に失敗だったということは昨年の就活生の皆さんからご支持をいただけなかったということです。つまり、敗北です。敗北した、その結果は厳粛に受け止めなければならないと思います。

理由5:去年の本
つまりそれだけデータが古いです。新刊には最新のデータを反映しています。

『強い就活』『ヤバイ就活』をお勧めしていないのは上記理由からです。
一番大きいのは理由2ですね。私は自分の言ったことについては責任を取るべきと常々考えています。
私が自分の著作についてつまらなかった、がっかりした、などのご批判は甘受することができます。
我慢ならないのは「前と書いていることが同じ。こいつも粗製濫造するヤツか」と言われることです。そう言われないためにも私は全力を尽くします。これは前にもご説明したかと思います。
私が我慢ならないのはもう1点、
「学生に偉そうに言っていることをお前は実行していないじゃないか」
というものです。私は『強い就活』『ヤバイ就活』についても全力を尽くしましたし、内容には自信があります。それは共著者の方も同様でしょう。何よりも著者にとって、かけがえのない一冊です。
しかし、いかに私が思い入れがあろうとなかろうと、それは読者には無関係の話です。特に就活本という実用書である以上、「内定を取るのに役立つかどうか」が第一です。
残念ながら、内定を取るのに役立つ、というご評価はいただけませんでした。
 そうしたご評価をいただけなかった以上、これから新規に買ってくれる学生に対して
「この本は内定を取るのに役立つ。去年評価しなかった学生は無知蒙昧なだけだ」
 と言うのはどうなんでしょうか?
 そうしたことを言わなくても、学生の財布を無視して全部買えというのは、言っているも同然です。
 そして、それは私が軽蔑していたはずの、有料就職セミナー業者・主催者の言い分と変わるところがありません。
 ついでに言えば、私が就活関連本を粗製濫造しないのは、粗製濫造して読者に無用の混乱を起こしたくないからです。あんまり出しすぎると読者にがっかりされてしまうのですが、この話はまたいずれ。

 閑話休題、データは昨年のものですし、今年『すべらない就活』や『時事対策 業界・企業研究』など就活生が内定を取るために役立つ本が刊行されている以上、そちらを勧めるのが筋というものでしょう。

 私が『強い就活』『ヤバイ就活』をお勧めしていないのはそんな事情からです。
 ですから、もし、私の本でどれか1冊と言われれば新刊の『就活のしきたり』をお勧めさせてください。
 そして順番を付けるとすれば以下の通り。

2位…『就活のバカヤロー』
理由/2008年刊行で古いはずなのに、いまだに売れていて2010年も1万部増刷した(累計11.5万部)。新書業界で就活ネタを切り開いたパイオニアだし、内容・読みやすさが揃っている。
3位…『就活のバカタレ!』
理由/漫画で読みやすい。成長企業・ユニーク企業リストなどオマケ付きでもある。
4位…『強い就活』『ヤバイ就活』

 それからネット連載の「みんなの就活悲惨日記」がおかげさまで好評です。すでに××万PV(数はすみません、当面非公表です)突破とのことで狂喜乱舞しております。こちらも合わせてお読みいただければ。

 私はしょせん、一ライター・一ジャーナリストにすぎません。学生時代に就活をしたわけでもなく、採用担当者になったわけでも就職情報会社に勤務・経営をしたわけでもありません。
 就活に詳しくないくせに揚げ足取りだ、中身がない、就活時期を偉そうに話すなんて偽善者だ、そう言われればその通りです(あ、開き直った)。
 繰り返しますが、私は一ライター、一ジャーナリストです。インサイダーではなくアウトサイダーであり、インサイダーの方のように、新たな採用方法を実行できるわけではありません。
「アウトサイダーのくせに批判ばかり」という罵声を甘受しつつ、自分が手がけるテーマを取材・検証し、記事・著作にしていくのが仕事です。
 今後の「みんなの就活悲惨日記」や新刊でもこの姿勢は変わるところがありません。
 その点も合わせてご理解いただければ幸いです。
by reiji0 | 2010-12-16 23:12 | 日記