しかし、数年、大掛かりな掃除をしていなかったこともあり、埃はすごいわ、いらないものは多いわ、いやなかなか大変です。
しかも、探していたもの、きれいに忘れていたもの、いらないものが会わせて出てきます。意外に多かったのは大学グッズ。
ろくに使っていないボールペンはじめ、文房具が今のところ、紙袋4つ分。今度の花見会にご参加される方、どうぞご自由にお持ち帰りくださいませ。どうせ、フリーマーケットに出店したところで、参加費の方が高くつくはずですし。
そもそも、私の部屋は屋根裏とは言え、13畳の広さがあり、きちんと整理していればかなり余裕があるはず。それが出来ないのは不要のものが多いせいでもあります。
そこで今回、不要なものをどんどん捨てています。前回、ゴミ袋23袋とお伝えしましたが、現在は30袋を突破しました。一体、どんなゴミ屋敷・部屋に住んでいたんだか。
邪魔といえば、タカラのなんちゃってビールサーバー。ほら、缶ビールが生ビールのように泡が出る、というあれですよ、あれ。
出てきたのが2002年でしたか、あのときはものすごいブームになりまして、調子に乗ったタカラが、電池式のスーパー版を出したところ、こちらも好調。
さらに調子に乗ったタカラは釈由美子を起用して
「釈がお酌」
を出しましたが、こちらは不評。さらに、ティッシュを引っ張るたびに声が出るティッシュカバーを出しましたが、これも不評。
だって、女性バージョンなんてものがありまして、引っ張ると
イヤーン
となまめかしい声。そんなもの、一般家庭が買うわけがない。何の因果か、この女性バージョンが部屋に埋もれていまして、速攻で処分。
それから、過去の仕事の残骸も数々発掘。4年前、まだ出版業界に入る前の企画書も出てきたのですが、やはり大学ネタ。
しかし、タイトルが
シューキョーからはじめよう
って、わけがわかりません。大学ネタでシューキョーはないだろう、自分。どうやら「趣味と興味」から大学選びをはじめよう、という意味で「シューキョー」らしいのですが、それは違う、と。
そんな企画書が通るわけがありません。汗顔の至り、とはこのことですね。
古いメモや企画書を読むと、そのときの状況を色々思い出します。赤面することもあるのですが、そう言った欠点を含んでこその自分なので、そうしたものはファイルして保存することにしました。
よく、企画書でも原稿でも、一晩寝かせろ、と言いますが本当ですね。何しろ、この「シューキョー」企画書を書いたときは
これでベストセラー間違いなし
と信じていたのですから。いやあ、盲目な自信と言うのも怖いものです。